2027年に宮崎で開かれる国民スポーツ大会に向け、日々過酷なトレーニングに励む強豪・日章学園ボクシング部。目指すは都道府県対抗で頂点に立つ「天皇杯」の獲得に貢献することだ。全国の舞台でチャンピオンに輝いた県外出身の精鋭たちが、自身の成長を支えてくれた宮崎への感謝を胸に、リングで熱き戦いを繰り広げようとしている。
強豪・日章学園ボクシング部
「国スポ」は都道府県対抗方式で行われ、正式競技それぞれの順位が得点に換算される。その総得点が最も高かった男女総合成績1位の都道府県に授与されるのが「天皇杯」だ。また、女子の総合成績1位には「皇后杯」が授与される。
1979年に開催された宮崎国体では宮崎県が天皇杯と皇后杯の両方を獲得した。

今回、天皇杯獲得に大きな期待を背負うのが、全国屈指の強豪・日章学園ボクシング部だ。国スポ・ボクシングの競技得点は各階級1位が8点、2位が7点などとなっている。日章学園は前回の滋賀国スポのボクシング少年男子部門で最多得点を記録しており、名実ともに県勢の得点源となっている。
全国の舞台で輝く若き才能
2026年3月の全国大会で5人の王者を輩出した日章学園ボクシング部には、県外から進学した精鋭たちが揃う。

このうち、宮崎国スポのターゲットエイジは4人。

日章学園高校2年の北村龍生選手は、全国高校選抜バンタム級で頂点に立った。日章学園中学校時代にも日本一を手にしている。北村選手は岐阜県出身。高校3年生で宮崎国スポを迎える。
日章学園高校2年 北村龍生選手:
6年間お世話になった宮崎で大会(国スポ)が開催されることに感謝して、そこでしっかり優勝して恩返しがしたい。

同じく高校2年の本庄国光選手も、全国高校選抜ウェルター級を制した実力者だ。神奈川県出身の本庄選手は、高校に入ってここまで国内大会無敗を誇り、3月に開催された国際大会では金メダルを獲得。宮崎国スポでの活躍も大いに期待される。
日章学園高校2年 本庄国光選手:
宮崎県で3年間お世話になるので、宮崎県民にも恩返しをしたい。(自身は)日本一をめざして、天皇杯も宮崎県を1位にしたい。

中学ボクシングの全国大会54㎏級で日本一を手にした佐賀県出身の山田寛真選手。
日章学園中3年 山田寛真選手:
宮崎国スポは、(高校)1年で優勝します。

全国大会57㎏級中学チャンピオン、東京都出身の伊藤神選手。
日章学園中3年 伊藤神選手:
本庄先輩のように活躍できる選手になります。
両選手は高校1年生として宮崎国スポに挑む。親元を離れて宮崎で研鑽を積む選手たちにとって、地元開催の国スポは特別な舞台となる。
県民に勇気と感動を届ける
チームを率いる秋吉健志郎監督は、来年に向けて万全の準備を進める方針だ。

秋吉健志郎監督:
県の思いやたくさんの応援を感じる大会が国スポだと思うので、県民に勇気、元気、感動を与えられるようにしっかりと戦いたい。エネルギーをためて強化をして、本番の宮崎国スポで大爆発させたいと思う。

選手4人:
日章学園ボクシング部にとって宮崎国スポ・障スポは「恩返しの舞台」です。
蓄えてきたエネルギーを本番で爆発させ、天皇杯獲得という目標に突き進む。
ボクシング競技は、少年男子、成年男子、成年女子の各カテゴリーが実施される。会場はえびの市民体育館で、2027年10月1日から5日間にわたる熱戦が繰り広げられる予定だ。
(テレビ宮崎)