衣料品大手「ユニクロ」が新たな挑戦。福岡市天神の店舗で、九州初の試みとなる古着のポップアップストアをスタートさせた。
独自技術で加工した古着を販売
2024年4月12日、「ミーナ天神」の「ユニクロ天神店」に登場したのは、九州初のユニクロの古着を取り扱うポップアップストアだ。全国の店舗に設置しているリサイクルボックスで回収した自社ブランドの古着を、独自の技術で染色加工や洗浄を施し、期間限定で販売している。
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なんといっても最大の特徴はその価格。シャツは1000円から、ボトムスは2000円、アウターは3000円と通常よりもリーズナブルな価格で販売されている。
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特に注目なのは、今は生産されていない昔のタグが付いている商品で、ファンの間では「オールドユニクロ」と呼ばれるほど人気が高いという。
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来店客に話を聞くと、「安くてしっかりしていいのがある。自分に合えば買いたいと思う」「1500円だったのでいいと思う。買いやすい。1着買うのが2着、3着買えるので」「染め直しているので、いつも出している商品とは色味が違っていて魅力的な商品もある」と語ってくれた。
リメイクサービスは九州で天神店のみ
ユニクロが古着を取り扱う店舗を展開するのは、東京に続き福岡が2カ所目だ。天神店は九州で唯一、服のリメイクサービスを提供していて、刺しゅうなどを加えてカスタマイズを希望する客が多いことから、新たなトライアルの場所として選ばれたという。
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ユニクロ天神店・真花真紀さん:
循環型のサイクル、長く着ていただくという取り組みの中で、お客さまにさらなる取り組みを広げていけるように今回ポップアップとなっている。洗っているものも染めているものも、サイズも形も違う中で選んでいただけるものなので、本当に一点ものを見つけていただけるのが楽しみだと思う。
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常時300~400点の商品を取りそろえているこのポップアップストアは、2024年8月末までの予定だ。
(テレビ西日本)