卓球女子で2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックと2大会連続でメダルを獲得した福原愛さんが会見し、長男の養育を巡って対立していた元夫の江宏傑さん側と和解したことを発表した。

また福原さん側から和解を申し入れて、元夫側が応じたことも新たにわかった。

長男については、福原さんは2022年7月、夏休みに子供たちに会うために台湾入りし、長男を日本へと連れていったまま引き渡しに応じなかったという。日本の裁判所は、長男を直ちに江さんに引き渡すよう、福原さん側に命じたが、応じていないと主張していた。

これについて福原さん側の代理人は、「裁判所の命令に応じなかったのは不適切だったと言わざるを得ません」と述べた。

代理人によると、福原さんは当時相談していた人から引き渡さないようアドバイスを受けていたのだという。その後代理人から「態度を改めないとダメだ」と説得され、福原さんが納得したために、江さん側に和解を申し入れたという。

福原さんの代理人は、「江さんにはこちらかの和解に応じて頂き、感謝しています」と述べ、「息子さんのためにも紛争がいつまでも続くのは決して良いとは言えません。今回このように和解という形で解決できたのは大変望ましいこと」と評価した。

江さんの代理人によると、福原さんと江さんとの間で合意が結ばれ、長男はすでに元夫に引き渡されたという。また今後は協力して子どもを育てていくことで合意したという。共同親権はそのままで、監護権は江さん側にあるという。

プライムオンライン編集部
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