学生服のリユースショップ「さくらや」を立ち上げた馬場加奈子さん。
「3人の子どもを育てるシングルマザーで、制服をそろえるのが家計的にとても大変でした。
リサイクル店を探し回っても取り扱いがなく、それならば私が始めてみようと思いました」
障がい者も高齢者も活躍
3人の子どもを育てながら、保険の外交員として働いていた馬場さんは、2011年、香川県高松市に全国初となる学生服のリユース店「さくらや」を開業した。
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保育園から高校までの制服や学校用品など、約1万点を取り扱っている。
不要になった制服は店舗で引き取ったり、スーパーなどに置いたボックスで回収。
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地域のお年寄りに依頼して名前の刺繍を外し、洗濯は障がい者支援施設に委託している。
今やフランチャイズで全国に80店舗を展開。
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利用者は「新品よりも安く買えるのですごく家計に助かっています」と話す。
地域に広がる「お下がりの輪」。
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馬場さんは「地域ごとに『さくらや』のお店を通じて、障がい者の居場所支援活動をしたり、子ども食堂をやっています。
1つのお店ですが、障がい者の方も高齢者の方も活躍できるコミュニティーの場所として、いろいろな地域が元気になるきっかけになってくれたらうれしいです」と語った。
学生服リユースショップ「さくらや」
https://www.seifuku-sakuraya.com
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