沖縄県北部で3月5日、竜巻とみられる映像が撮影された。
突風でホテルのガラス割れる
「やばい、やばい、やばい」「エグい、エグい」と声を上げる生徒たち。「こっち向かって来てる？こっち来ない？」と目を向ける先には、竜巻が。
海面から延びる、ろうと状の雲が、ゆっくりと海上を移動する様子が確認できる。
5日午前11時20分ごろ、沖縄・伊江島にある中学校の教室で動画を撮影した中学校の教頭は、当時の様子をこう話す。
伊江中学校 西康勝教頭：
急に薄暗くなって突風が吹いて。天候が急変するというか、そういう状況で。海を見たらもう竜巻が発生しているという。急に突風が吹いて、怖いなというのはありましたけど、物が壊れたり飛ばされたりということは全然なかったので。みんな落ち着いて対応しました。
――距離的にどれぐらい離れた場所にありましたか。
2～3kmは離れていると思うんですけど、見た感じ。それほど迫ってくるという状況ではなかったですね。
気象庁は、沖縄本島北部で竜巻などの突風が発生したとみられるとして、午後0時28分に竜巻注意情報を発表した。
警察や消防によると、この竜巻とみられる突風によって、ホテルのロビーのガラス1枚が割れ、テーブルや椅子、街灯が壊れたということだ。ケガ人は確認されていない。
（「イット！」3月5日放送）
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