日本航空の客室乗務員から乗務前の検査でアルコールが検知され、便の出発が遅れる事案を受け、国土交通省は監査に入った。乗務員は規程に反する飲酒をしていたとされ、会社は再発防止に向け運用見直しを進めている。
日本航空が謝罪
日本航空の客室乗務員から乗務前の検査でアルコールが検知され、出発便が遅れた問題で日本航空は27日の会見で「この度は本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

国土交通省は28日、日本航空に対し監査に入り、事実関係の確認を進めている。

この問題は、5月23日、広島発羽田行きの便に乗務する予定だったチーフパーサーを務める50代の女性客室乗務員から乗務前の検査でアルコールが検知され、出発便が40分以上遅れたものだ。
飲酒した量について
チーフパーサーは、乗務前日、同僚である30代の女性客室乗務員と滞在先のホテルのラウンジで、運航規程に反する過度な飲酒を行っていた。
その飲酒量について日本航空の中野淳子客室本部長は「ビール300mLを2杯、白ワインを2杯」と話す。

チーフパーサーは、乗務前日の夕方から夜にかけ、ビール300mLを2杯と白ワイン125mLを2杯飲んでいて、勤務開始前12時間以内の飲酒制限などを定めた日本航空の運航規程に違反していた。
この運航規程を、チーフパーサーは把握していたという。
客室乗務員についても飲酒禁止へ
中野客室本部長は「(運航規程は)本人たちも最初は意識していた。しかしながら話が弾み、楽しくなってしまい、気づいたら時間があっという間に過ぎてしまった」と話した。

一緒に酒を飲んだ30代の客室乗務員は、乗務当日に体調不良を訴えて、乗務から外れたという。

日本航空では、飲酒問題が相次いだパイロットの、滞在先での飲酒は、すでに禁止していたが、客室乗務員についても滞在先での飲酒を禁止するとしている。
(「イット!」5月28日放送より)
