真冬の寒さに見舞われている、雪予想の3連休。22日の夜には、すでに厳しい寒さに直面している人たちがいました。
この記事の画像(11枚)「めざまし8」が向かったのは、山梨県の大月駅。東京駅からJRで約1時間半かかる、終着駅のひとつです。
駅周辺から人けが消え静寂に包まれた終電直後の深夜1時ごろ、駅前にひとりたたずむ男性が。声をかけてみると…。
寝過ごした男性:
ここ大月ですよね…。(電車に乗ったのは)東京駅からです。
――どこに帰る予定だったんですか?
東京から新宿で乗り換えて、小田急で…世田谷です。
男性はお酒を飲んだ帰りに、電車で寝過ごし気づいたら大月駅にいたといいます。世田谷まで帰りの電車はもうありません。
寝過ごした男性:
ぼーっとして、4時、5時くらいになったら、電車が動くと思うので。今、1時2時ぐらいですよね?
始発まで、まだ3時間半近く。それでも外で待つといいます。雪は降っていないものの、冷たい小雨が降っています。
手元の温度計は4.7℃。男性は駅前の椅子に座り、ネックウォーマーで口元まで隠し、ポケットに手を入れて、眠り始めました。
よく見ると、その隣にもう1人、始発を待つ別の男性の姿が。フードを深く被り、じっとしています。
寒空の中3時間半…無事始発に
外で待ち続ける事3時間半。
23日午前4時半頃、ようやく始発の時間が近づき、男性が動きだします。
――記憶はありますか?
寝過ごした男性:
東京駅のところで飲んでて…なんでここにいるんだろう?という感じはします。
――お気を付けて…寒いですので。
ありがとうございました。
何とか雪が降る前に、男性は無事始発に乗って、帰って行きました。
(「めざまし8」2月23日放送より)