サッカーJ2・モンテディオ山形は、2月25日に2024年シーズンの開幕戦に臨む。目標に掲げるのは「J2優勝」。新加入選手の活躍も期待されている。

“新戦力” 武器生かした活躍に期待

モンテディオ山形は、1月16日に静岡でキャンプをスタート。その後、鹿児島、そして現在は千葉で開幕に向けた調整を続けている。

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今シーズンは復帰組を含めた14人の新加入選手が加わり、キャンプでチーム戦術への理解を深めている。

注目は、仙台から完全移籍し10番を託された氣田亮真選手だ。

仙台から完全移籍・氣田亮真選手
仙台から完全移籍・氣田亮真選手

切れのあるドリブルが武器で、藤枝MYFCとの対外試合では個人技が光った。「両サイドを生かした攻撃」を武器とするモンテディオで、氣田選手は左サイドでの活躍が期待されている。

10MF・氣田亮真選手:
ボールを持った時の部分は自分の武器。全て含めて攻撃力はぜひ見てもらいたい。

そして、いわきから完全移籍の有田稜選手。

いわきから完全移籍・有田稜選手
いわきから完全移籍・有田稜選手

身長185cmの大型フォワードで、相手に競り負けない体の強さが武器だ。2022年には31試合に出場して17得点を挙げ、J3の得点王とMVPに輝いている。ストライカーとして期待される有田選手の目標は「得点王」だ。

9FW・有田稜選手:
最低でも2桁は取る。自分が点を取って、チームを勝たせる存在になる。

攻撃的な選手は他にもいる。

横浜FCから完全移籍・坂本亘基選手
横浜FCから完全移籍・坂本亘基選手

横浜FCから完全移籍の坂本亘基選手は藤枝MYFCとの対外試合で、息の合ったワンツーで左サイドを突破し、持ち味のスピードを生かしてゴールをアシストした。

14MF・坂本亘基選手:
ボールを失わないことと、ボールを前に運ぶこと、ゴール前での仕掛けを武器としている。得点・アシスト合わせて15ポイント以上、最低でも取りたい。

キャプテン・南選手「手応え感じている」

キャンプでは守備の修正にも努め、攻守両面を進化させた山形。21日、渡邉晋監督と南秀仁キャプテンがリモートでの会見に応じ、迫る新シーズンへの意気込みを語った。

MF18 キャプテン・南秀仁選手:
立ち上げからここまで良い練習とマッチができている。すごく手応えを感じている。開幕戦に勝つことが大事。J2優勝に向けて頑張りたい。

渡邉晋監督:
38試合、長いリーグ戦になるが、開幕戦はものすごく大事な試合。皆さんの力を我々に届けてほしい。

「J2優勝」という高い目標をクリアし、2024年こそJ1昇格を。
開幕戦は2月25日に、アウェーで昨シーズン6位のジェフユナイテッド市原・千葉と対戦する。

(さくらんぼテレビ)

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