東京・台東区で4歳の娘に薬物を与え殺害した疑いで両親が逮捕された事件で、両親は数年前から「トリカブト」などの有毒物質や人体への影響について検索していたことが分かった。
細谷健一容疑者(43)と妻の志保容疑者(37)は2023年、自宅で4歳の次女・美輝ちゃんに向精神薬や不凍液などを与え殺害した疑いで、16日午前に送検された。

捜査関係者によると、自宅から押収されたパソコンには犯行に使用した薬物以外にも、「トリカブト」や人体への影響について、数年前から検索していた履歴が残されていたという。

また、2018年に死亡した健一容疑者の姉・美奈子さん(当時41)の遺体から同じ不凍液の成分が検出されているが、夫妻は姉が亡くなる前にも不凍液を購入していたことも分かった。

警視庁は詳しい経緯を調べている。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(7枚)