2024年2月に開かれるビーチサッカーのワールドカップ日本代表メンバーに、アヴェルダージ熊本から2人の選手が選ばれた。日の丸を背負い、世界の舞台で戦う。
松尾選手 ベテランながら「走る方」
ビーチサッカーはその名の通り、砂浜でプレーするサッカーで、ゴールキーパーを含めた1チーム5人で戦い、オーバーヘッドキックなどアクロバティックなプレーが特徴だ。
2021年に行われた前回のワールドカップで日本は準優勝に輝き、今回は初の優勝が期待されている。
1月25日に代表メンバーの発表が行われ、熊本の強豪・アヴェルダージ熊本から2人の選手が選ばれた。

ビーチサッカー日本代表・松尾那緒弥選手:
35歳なんですけど、チームでも走る方だと思ってやっている。前回準優勝だったので、今度は金メダルを持ってこられるように頑張るので、ぜひ応援よろしくお願いします

長崎県出身の松尾那緒弥選手は、実に自身5度目のワールドカップ出場。長く日本代表を支えてきたベテランはスピードあるドリブルと正確なキックでゴールを狙い、チームの攻撃の核を担う。
木船選手「小さくても戦えると示したい」
もう一人は熊本・合志市出身で初のワールドカップ出場となる木船祐樹選手。

高い身体能力を生かした観客を魅了するプレーでここ数年着実に評価を上げている。どんな体制からもゴールを奪うことができ試合の流れを変える日本の切り札的存在だ。

ビーチサッカー日本代表・木船祐樹選手:
個人的には得点を狙っているのでチームの勝利のためにゴールできたらと思います。ビーチサッカーを一人でも多くの方に知ってほしいという部分と、これだけ(体格が)小さくても(世界で)戦えるんだっていうのをプレーで、ピッチで示せたらと思います
2月15日ドバイで開催 日本初戦は16日
ビーチサッカー日本代表は1月26日から沖縄でキャンプを行い、ワールドカップに備える。

ビーチサッカーW杯は2月15日からアラブ首長国連邦のドバイで開かれ、日本のグループステージ初戦は16日、コロンビアと対戦する。
(テレビ熊本)