重度の自閉症である19歳の画家・GAKUさんは、幼少からほとんど言葉を話せず、多動症で5分と座っていられなかった。しかし、16歳のときに美術館に行った翌日から突然、絵を描き始めた。
「絵を描くの楽しい!」と語るように、GAKUさんの才能は、その後開花する。
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1年で描いた絵は200枚もあり、今では一日中キャンバスに向かっているという。
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才能を見込んだアートディレクターの古田ココさんの後押しもあり、2019年に世田谷美術館で開いた個展は大盛況のうちに終わった。
「GAKU、ニューヨーク」
すると今後はGAKUさんの目標が海外に。
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GAKUさんの父・佐藤典雅さんは「急に『GAKU、ニューヨーク』と言い始めて。えーって思いました」とGAKUさんの発言に驚きを隠せなかったという。
そこから典雅さんはクラウドファンディングで資金を募り、絵を描き始めて2年でニューヨークでの個展が実現した。
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さらに、バッグブランド「LeSportsac(レスポートサック)」とのコラボレーションまで決まった。
LeSportsacの広報は「(彼の作品は)楽しく、遊び心に満ちていてとても前向きなメッセージを感じます」と話した。
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障がいという言葉で才能や個性が埋もれない世界になるようにと、GAKUさんの背中を押し続ける典雅さんは「ありのままでいられる環境を周りが理解を示してあげることはものすごく大切」だと明かした。
GAKU
http://bygaku.com/
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