国内でも極めて珍しいキノコ「ブンゴツボマツタケ」が宮崎県内で初めて発見された。県林業技術センターの敷地内で職員が確認し、国内では4例目の確認事例となる。今回の発見は、宮崎県の豊かな自然環境と希少な生物多様性を改めて示すものとして注目を集めている。
国内4例目「ブンゴツボマツタケ」発見
2025年7月、宮崎県美郷町で、国内でも希少なキノコ「ブンゴツボマツタケ」が県内で初めて見つかった。

キノコは宮崎県林業技術センターの職員が同センターの敷地内で発見。県総合博物館などに確認して判明した。
宮崎県林業技術センター 三田岳主任技師:
1つだけ、明らかに違うキノコが「ポコッ」と生えていて、これだけ何で違うんだろうと、不思議だなと感じた。

「ブンゴツボマツタケ」は、テングタケの仲間のキノコに寄生する珍しいキノコで、マツタケのような香りが特徴だ。

2005年に大分県佐伯市で初めて発見され、その後、京都府や奈良県でも見つかっている。宮崎県内での発見は初めてで、国内では4例目となる。
希少なキノコの生態と今後の調査
三田主任技師は、「ブンゴツボマツタケ」について「マツタケと形と香りがよく似ている点がとても興味深い。寄生していた先が何なのかを確かめたいと思う。宮崎はキノコを調べている人や、キノコを取る人はすごく少ないと思うので、まだまだ見つかっていない種類がたくさんあるのではないか」と話す。

宮崎県では、今後、ブンゴツボマツタケの周辺に他の発生地がないかを調査した上で、発見場所を保全する必要があるとしている。今回の発見は、宮崎県の菌類に関する知見を深める貴重な機会となる。
(テレビ宮崎)