過激なパフォーマンスで人気を博した「電撃ネットワーク」のリーダー、南部虎弾さん(72)が脳卒中のため亡くなりました。

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デビュー当時、ダチョウ倶楽部のリーダーを務めていた南部さん。訃報を聞き、ダチョウ倶楽部のメンバーがコメントしました。

ダチョウ倶楽部・肥後克広
「四人でデビューした戦友です。本当にパワフルでめちゃくちゃで天才で鬼才な芸人。 そんな南部さんの芸をもっと見たかったです」

ダチョウ倶楽部・寺門ジモン
「本当に残念です、 デビュー当時一緒にパフォーマンス芸人的なネタを作り、頑張っていたのが きのうの事の様な。それほどインパクトのある方でした」

「身を削ってやっていく」人柄と幅広い人脈

ダチョウ倶楽部を脱退後、「電撃ネットワーク」を結成した南部さん。
度肝を抜く過激なパフォーマンスで一躍人気に。その活躍は日本にとどまりませんでした。

「電撃ネットワーク」
「電撃ネットワーク」

「電撃ネットワーク」は「トーキョー・ショック・ボーイズ」という名で海外に進出。体を張った芸は国内同様、世界中で高い人気を博しました。

幅広い人脈でも知られた南部さん。2014年には首相公邸に招かれ、安倍元首相の妻・昭恵さんが始めたインターネット番組に出演。

2019年には、新宿御苑で開催される「桜を見る会」にも参加していました。

南部さんと20年以上の付き合いだという、元お笑いタレントで西東京市の市議をしている長井秀和さんは、その人柄をこう話します。

長井秀和 西東京市議:
ばかなことはずっとやり続けたいという、芸人根性・パフォーマー根性が徹底的にすわっている人なので、それが年を取ってもやっていくというのがいつ会っても思いますね。
他人をいじめるというカタチではなくて、全部自分を、身を削ってやっていくという姿が見ていて嫌な気は全然しないですからね。南部さん死ぬまでかっこよかったな。芸人としてみたら120点

南部さんの葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を予定しているということです。
(めざまし8 1月22日放送)