強い冷え込みが続く中、車のスリップ事故が多発しています。ドライブレコーダーが事故の瞬間を捉えていました。
スリップ事故相次ぐ
1月13日、兵庫県香美町。うっすらと白い雪がつもる道路を走る車が、緩やかなカーブに差し掛かった瞬間！
運転者「あ～！！！」
同乗者「うわ～！！」
突如車が左を向き、そのまま一回転しました。
この日の気温はマイナス2℃、寒さで路面が凍結しており、スリップしたとみられます。
運転者:
ハンドル操作しても、つるつる滑ってったって感じで、どうしようもないです。右側に崖があったんですよ。落ちたら死ぬなって一瞬よぎりましたね
14日には、東京・日の出町でも。日陰になり路面が濡れたような場所に差し掛かったそのとき…。
急に前方を走る車の車体が大きく左に揺れ、バランスを崩したまま今度は右方向へ。
そのまま滑るように横向きになり、最後は対向車線にはみ出し停車しました。
後ろを走っていた車の運転者:
道は凍っているようなところはほとんど見られなくて、ここでまさか凍結路が出てくるっていうのは予想してなかったですね。最初凍っているのか、雪が残っているプラスぬれているのか見た目では判断できなかったです。
このとき、近隣の青梅市の気温は、11.4℃と比較的暖かかったものの、9時間前の午前6時はマイナス4℃を記録していました。
天達武史気象防災キャスター:
気温だけ見ると、雪は完全にとける気温なんですけども、映像を見るとかなり山間の日陰の部分なので、地面付近は氷点下になっていた可能性がかなり高いです。
日なたはシャーベット、日陰は凍結と、おそらくブラックアイスバーン状態になっていたと思うので、いきなり滑ったんだと思います。
(めざまし8 1月18日放送)
