新潟県十日町市で新婚夫婦の門出を祝う「むこ投げ」が行われ、雪の斜面に投げられた新郎らが幸先の良い結婚生活のスタートを祈願した。そして、しめの儀式では、どんど焼きで出た炭で顔を真っ黒にされ、無病息災を願っていた。

伝統のむこ投げが行われる

「わっしょい!わっしょい!」と威勢の良いかけ声とともに、担がれていく男性。

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すると、雪が積もった坂道に放り投げられた。男性は雪まみれで女性の元へ向かう。

新潟県十日町市に古くから伝わる、毎年の恒例行事。新婚夫婦の門出を祝う、むこ投げだ。むこたちは、斜面に向かって投げ放たれる。

2024年の主役は、2組の新婚夫婦。投げられる夫の岡田文朗さんに妻の優美さんは「きれいに記憶にも残るように飛んでほしい」と期待した。

また、もう一組の夫婦の夫の佐藤貴紀さんに妻の史織さんは「きれいに決めてもらって、幸先のいい夫婦生活のスタートを切れたら」と話した。

しめの儀式で炭で顔を真っ黒に

そして雪が降りしきる中「いち・にーの・さん!」という掛け声と共に、高らかに宙を舞い雪の中へ放り投げられた。

そして、しめの儀式は、どんど焼きで出た炭で顔を真っ黒にされ、無病息災を願っていた。
(「イット!」 1月16日放送より)

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