メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースが大谷翔平選手と結んだ契約金の後払いについて、カリフォルニア州の会計監査官が問題視する声明を出した。

ドジャースが大谷投手と結んだ10年総額7億ドル(約1,015億円)の契約は、97%を契約期間満了後の後払いとする異例の形式となっている。

これについて、カリフォルニア州の会計監査官・コーエン氏は、後払いとなることで州に入る税が減ることを問題視する声明を発表し、連邦議会に法改正を求めた。

大谷選手が契約終了後、州の外へ転居した場合、カリフォルニア州は毎年980万ドル(約14億円)税収を失う可能性があり、その額は21年の納税者の下位178万人分に相当する額だという。