5日、アメリカ・オレゴン州で、飛行中の旅客機からドアが脱落、住宅の庭に落下した。事故を起こした機体はボーイング737MAX9で177名を乗せていた。ロイター通信によると、同型の10機近くで、ボルトの緩みが発見されたという。

旅客機のドアが吹き飛ぶ

アメリカ・オレゴン州で、住宅の庭から発見された白い物体。
空から落ちてきたドアだ。

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見覚えのある特徴的な窓。落とし主は、アラスカ航空の旅客機だった。

5日、乗客を乗せて飛行中に、ドアが吹き飛ぶ緊急事態を起こしていた。

ドアがあったはずの場所に、ぽっかりとあいた巨大な穴からは外の夜景が見えている。

アラスカ航空パイロットは「緊急事態です。減圧しているが、引き返す必要があります。177名が乗っています」と管制官に伝え、すぐに空港に戻った。

緊急着陸に成功すると、乗客からは拍手が沸きおこった。乗客・乗員177人にケガはなかった。

同機体約10機でボルトの緩み

今回事故を起こした機体は、ボーイング737MAX9。その後、背筋の寒くなるような事実が判明した。

(Elizabeth)
(Elizabeth)

ロイター通信によると、同じ型の機体の緊急点検が進められる中で、10機近くでボルトの緩みが見つかったという。対象となる機体は、さらに増える可能性があるということだ。
(「イット!」 1月9日放送より)

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