新春恒例のサクランボの初競りが、山形・天童市で行われた。毎年注目されている促成栽培された佐藤錦には、2024年も高値がついた。

サクランボの初競りで高値続出

天童市の青果市場でサクランボの初競りにかけられたのは、市内の農家・花輪和雄さんが加温ハウスで育てている超促成栽培の「佐藤錦」と、2024年初めて競りにお目見えした「やまがた紅王」。

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4Lサイズで6粒入りの「やまがた紅王」についた値段は10万円。そして、これまで3年連続で100万円の値がついている、桐箱入りの2Lサイズ・500グラムの「佐藤錦」には2024年も注目が集まった。

ついた値段は、2024年も100万円。68粒入りなので、一粒あたりの値段は約1万4,700円。ジェイエイてんどうフーズが4年連続で落札した。

ジェイエイてんどうフーズ営業本部・冨樫智彦本部長:
今年の安定した豊作の思いを込め競りに参加した。100年後も農業がしっかり繁栄しているようにという願いを込めて「100」という数字にこだわった

また、1月5日は東京の大田市場でも初競りが行われ、桐箱入りの2Lサイズ・500グラムの「佐藤錦」には2023年の130万円を上回る、過去最高額の140万円の値がついた。

(さくらんぼテレビ)

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