山形・天童市で6月22日、中学校の給食に本格デビューしたばかりのサクランボ“やまがた紅王”が登場。その大きさに、生徒たちも驚きの表情を見せていた。23日には市内すべての小学校の給食でも、やまがた紅王の提供が予定されている。

驚きの大きさ新品種 “やまがた紅王”

山形・天童市の第三中学校で、給食の時間になると運ばれてきたのは“やまがた紅王”。天童市は新品種をいち早く地元の子どもたちに味わってもらおうと、やまがた紅王を提供する「笑顔まんてんどう給食」を企画した。

生徒:
いただきます

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JAてんどうの協力を得て、22日は市内すべての中学校で、市内で採れたやまがた紅王が約1,800食分提供された。

リポーター:
今年本格デビューしたやまがた紅王。まだまだ貴重ということで、数は1人2粒ほどとかなり少ないが、みなさん1粒1粒かみしめながらじっくり味わっています

500円玉ほどもある大きさが特徴のやまがた紅王。22日は28mm以上の3Lサイズが提供され、生徒たちは初めて見るその大きさに驚きの表情を見せていた。

天童第三中学校3年・武田翔詩さん
天童第三中学校3年・武田翔詩さん

天童第三中学校3年・武田翔詩さん:
「でか!」って思った。ほかの品種とは違って甘さがけっこう強かった。もう一回食べてみたいと思った

天童第三中学校3年・石山美沙樹さん
天童第三中学校3年・石山美沙樹さん

天童第三中学校3年・石山美沙樹さん:
すごく甘い。家で育てて食べたサクランボの2倍くらいの甘さ。食感はやわらかい

天童第三中学校3年・伊藤正人さん
天童第三中学校3年・伊藤正人さん

天童第三中学校3年・伊藤正人さん:
すごく肉厚でジューシー。大きさも甘みもあり、佐藤錦とはまた違うおいしさが感じられた。高価かもしれないが、また買ってみたいと思った

22日はJAの担当者などとの食育交流も行われ、生徒たちは、やまがた紅王の特徴や生産者がどのように育てているのかなどを学んでいた。23日は天童市内すべての小学校の給食でやまがた紅王が提供される。

(さくらんぼテレビ)

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