WBC優勝の活躍をたたえ、山形・天童市出身で阪神タイガースの中野拓夢選手に県のスポーツ栄光賞が贈られた。吉村知事との懇談の中で、中野選手は「顔が真っ青になって気持ち悪くなった」と大会当時の心境を明かした。
2023WBC大会当時の心境語る
1月4日に県庁を訪れた中野選手は大きな拍手で迎えられ、駆けつけた野球少年からのサインの求めにも優しく応じていた。

サインをもらった小学5年生:
野球をやっているので、中野選手みたいに良い守備をしてチームに貢献したい

「県スポーツ栄光賞」は、世界大会で入賞以上の成績を挙げた選手に贈られるもので、中野選手は2023年3月、侍ジャパンの一員としてWBC優勝を果たした。賞を受け取った後、中野選手は吉村知事と懇談し、大会当時の心境を明かした。

阪神タイガース・中野拓夢選手:
早い段階で試合に出ると思っていなくて、気持ちの準備をしてなかったので顔が真っ青になって気持ち悪くなった
WBCに加え、「公式戦フル出場」「個人タイトル獲得」「チーム38年ぶりの日本一」と、充実した一年となった昨シーズン。球団史上初の“連覇”を目標に掲げる今シーズンも、県民に元気と勇気を与えてくれそうだ。

阪神タイガース・中野拓夢選手:
自分が先頭に立って、山形の野球人口を増やしていきながら野球の良さを伝えていきたい
中野選手は1月6日に開かれる少年野球教室で、子どもたちに実技指導をするという。
(さくらんぼテレビ)
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