メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、小学校に寄贈するとしていた野球グローブが山形県内にも届いた。子どもたちには年明けにお披露目される。
メッセージとともにグローブが到着
11月、大谷選手は自身のSNSで、国内全ての小学校に3個ずつ・計6万個のグローブを贈ることを発表していた。飯豊町には週末に町内4校分のグローブが到着し、12月25日、小学校に届けられた。

このうち全校児童15人の手ノ子小学校では、高橋浩校長が受け取った箱をさっそく開封。中には大谷選手のサインが入ったピカピカのグローブと、メッセージが入っていた。

大谷選手のメッセージ
「このグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ! 大谷翔平」
町内の小学校はすでに冬休みに入り、子どもたちへのお披露目は年明けとなる。一足先にグローブを目にした先生たちは、「子どもたちが手にする瞬間が楽しみ」と話していた。

手ノ子小学校・高橋浩校長:
有名な人から本当にグローブが届いて、しかもサイン入り。子どもたちはびっくりするんじゃないか。「本当に届いたんだ」と。「野球しようぜ!」というメッセージですから、体育の授業などでグローブを使ってボール運動をさせたい

飯豊町では大谷選手の取り組みを知り、軟式ボールを事前に購入していた。年明けには、真新しいグローブを手に野球を楽しむ子どもたちの姿が各地で見られそうだ。
(さくらんぼテレビ)