クリミア半島でウクライナ空軍のミサイルがロシア軍艦を破壊。同日、ロシアはウクライナの拠点を制圧したと報じ、終わりの見えない戦いが続いている。

年末も続く攻撃 

12月26日、ロシアが一方的に占拠するクリミア半島の街、フェオドシヤでの攻撃の瞬間映像だ。

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炎と煙が巨大な塊となって、空に立ち上っていく。ウクライナ空軍のミサイルが、ロシアの軍艦を破壊したのだ。

ウクライナにミサイルを供与しているイギリスのシャップス国防相は、ウクライナ軍が成果を上げているとして「今回の破壊は、戦争が行き詰まっているという人が、間違っていることを証明した」と評価した。

一方で同じ日、ロシア国内のニュースは、廃墟となった東部ドネツク州マリンカの様子を放送した。

ウクライナが守り続けていた拠点の一つをロシア軍が完全に制圧したと、成果を大々的に報じた。

一方、ウクライナ軍の司令官は、街からは事実上撤退したが、部隊は同じ地域の北部に留まっていると発表。

終わりの見えない戦いが続く中、ロシアによる侵攻から2回目の年越しが迫っている。
(「イット!」 12月27日放送より)

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