12月25日はクリスマス。子どもたちにとっては、待ちに待ったプレゼントをもらえる楽しみな一日となったことだろう。

そんな子どもたち待望のプレゼント、“サンタさん”はラッピングにもこだわっているだろうが…X(旧Twitter)に、“中身が丸見え”なプレゼントがクリスマス直前に投稿され、話題になった。

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昨晩の私へ
ラッピングセンス無いのに、どうして今年は包装紙ラッピングにチャレンジしてしまったのですか?大人しく袋を買ってきて下さい

投稿したのは、8歳の娘さんと3歳の息子さんを育てるお母さんの、ぺとー(@petopetoaomushi)さん。写真に写っているのは、何やら赤い足と“はさみ”がニョキッと飛び出した包みだ。

明らかに「カニのぬいぐるみ」が包まれている…。一目で中身がわかってしまうビジュアルだが、胴の部分をぐるりと包んでいるのはサンタやツリーのイラストがちりばめられた包装紙で、辛うじてクリスマスプレゼントだとわかるところにも、思わず笑ってしまう。

プレゼント置き場にセットされた姿もシュール
プレゼント置き場にセットされた姿もシュール

この写真には「プレゼントが自分で歩いてきた風にw」「ある意味すごく素敵w 私は好きだけどなぁー」「これでいい。むしろこれがいい」といったコメントが続々寄せられ、5万2000件を超える「いいね」がつく人気となった(12月25日現在)。

写真の右手前にあるぬいぐるみが「子どものタラバガニ」ぬいぐるみだそう
写真の右手前にあるぬいぐるみが「子どものタラバガニ」ぬいぐるみだそう

ほぼ丸見えの中身は、3歳の息子さんがリクエストした「くったりタラバガニBIG」というぬいぐるみ。

娘さんと息子さんは二人とも海の生き物が好きで、ぬいぐるみやフィギュアなどを集めているそう。そんな息子さんがサンタさんにリクエストしたのが、手持ちの小さなタラバガニのぬいぐるみの“お母さん”になる、「大きいカニさん」だったそうだ。

「これ僕の!」とすぐにわかった理由はもちろん…

息子さんの希望通りだが、なんとも気になる見た目のプレゼント。受け取った息子さんの反応は?ぺとーさんにお話を聞いた。


――息子さんへのプレゼント、一体どうしてこんな姿に?

思っていたよりカニが大きく包装紙が足りなくなってしまい、初めはカニの右半分が出た状態になってしまったのですが、これでは不恰好だと胴体を隠してみたものの、結局中身がバレバレのラッピングになりました(笑)


――「今年はチャレンジした」とのことでしたが、例年のプレゼントはどんなラッピングをしていた?

元々、刺繍や工作など細々と作ったりするのは好きなのですが包装だけは不得意で…そのため例年は大きい袋にプレゼントを入れてリボンで縛るだけにしていました。今年は袋を買いに行った先で可愛い包装紙を見つけ、何故か挑戦してしまいました…。


――このプレゼント、他に見た人の反応は…

旦那には見せましたが「苦手ながらも恐らく愛情は伝わる…(多分)」と労ってくれました。(これはサンタさんからのプレゼントなので、サンタさんが不器用認定されて申し訳ないですが 笑)

いざご対面!
いざご対面!

――いざプレゼントを見た息子さんの反応は?

発見した時は目を輝かせて駆け寄って「これ僕の!!!カニさんの足出ちゃってるから!?こっちが僕のだよね!!?」と大興奮でした!どちらが姉のでどちらが自分のものか直ぐに分かって結果良かったと思います。

早朝から起こされたものの、予想外に喜んで貰えたので、親としてはとても嬉しい気持ちです!!!

お姉ちゃんへのプレゼントとすぐに見分けがついた!
お姉ちゃんへのプレゼントとすぐに見分けがついた!

――投稿への反響について…

予想外に沢山の反響があり、私の失敗も皆さんに笑ってもらえて良かったです。写真には残っていますが、包装紙は大興奮の息子がビリビリと破いて開けてしまったので、この出来事を忘れないようにフィギュアを作ってみました…(笑)これを見てはきっと毎年思い出す事と思います…思いがけずいい思い出になりました。

これからも子どもを喜ばせる事を沢山与えられたら良いなと思います。 

なんとオリジナルの「ガチャガチャ風・ラッピング蟹マスコット」を作成
なんとオリジナルの「ガチャガチャ風・ラッピング蟹マスコット」を作成

ちなみに、ぺとーさんたちのお仕事の都合で子どもたちにプレゼントが届いたのはクリスマス当日ではなく、一日早い24日の朝だったそう。そして待ちに待ったプレゼントを見たとき、息子さんは大興奮!

足がニョッキリ出たプレゼントは、まさかの「お姉ちゃんへのプレゼントとの見分けがつきやすい」という利点があったようだ。

そしてこの“丸見えプレゼント”、大喜びの息子さんがすぐに包装紙を破って開封したため、ぺとーさん自身がまさかのミニチュア化するという後日談もあった。

包装紙のサイズを少しだけ間違えた…。そんな小さなミスから生まれた、思いがけない広がり。嬉しいプレゼントをもらった子どもたちにとっても、お母さんにとっても、忘れられないクリスマスになったに違いない。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。