米・ネバダ大学で起きた銃乱射事件で、日本人の准教授、武丸直子さん(69)が犠牲になった。武丸さんは大学では20年間教員を務め、日本文化などを教えていた。

銃乱射事件で日本人が犠牲に

6日、米・ネバダ大学で発生した銃乱射事件。この事件で、3人が犠牲になった。

そのうちのひとり、岡山市出身で准教授の武丸直子さん(69)は、大学の近くで1人暮らしをしていた。自宅には白い花が手向けられ、近所の人は突然の死を悼んだ。

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近所の人は「直子は美しい女性で、心も美しかった。穏やかで物腰も柔らかく、とても聡明で明るい人でした」と話した。

「あなたを失って寂しい」

武丸さんは、大学では20年間教員を務め、日本文化などを教えていた。

武丸さんの同僚だった女性は「直子、あなたを知ることができて、私たちはより良い人間になりました。あなたを失って私たちは寂しいです。彼女の多彩な才能についても、記憶にとどめておきたいと思います」と語った。

警察はアンソニー・ポリート容疑者(67)を現場で射殺。ポリート容疑者は最近、この大学の採用試験を受けたものの、不採用だったことがわかっている。
(「イット!」 12月11日放送より)

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