旧ジャニーズ事務所をめぐる新たな動き。
タレントのマネジメント業務などを引き継ぐ新会社を設立し、社名を発表した。新社長には、コンサルティング会社社長の福田敦氏が就任した。

新社名は「STARTO  ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」に

性加害問題で閉店したジャニーズショップが店名を変え、約2カ月ぶりにオープンした。

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名古屋店では、午前10時15分のオープンと同時に、続々とファンが入店していった。

新たな店名は「xxxxx.POP UP STORE(ブランクドットポップアップストア)」。
名古屋店以外に、大阪や福岡でも今日オープン。

旧ジャニーズの公式グッズが販売されていて、うちわやアクリルスタンドなどが並んでいる中、写真を選ぶファンの姿が見られた。

ファン:
(お店が)なくなったのはすごい悲しかったですけど、こうやってポップアップっていう形で、またオープンしてくれたことは、すごく嬉しいなと思います

喜ぶファンがいる一方で、複雑な思いを抱えるファンも…。

ファン:
(被害者がいる中でのオープンは)多分、いろんな批判もあると思うんですけど、オープンしてくださった会社にはすごい感謝ですけど、まあ、ちょっと難しいなって感じはあります

ファン:
まだすべては終わってないんですけど、これからいい方向に変わっていけばいいなって思います

さらに、ショップの再開に続き、先ほど旧事務所に変わる新たなマネジメント会社の社名も発表された。
新社名は「STARTO ENTRETAINMENT(スタートエンターテイメント)」。
「スターと未来へ」という意味が込められているという。

きょう、SMILE‐UP.の井ノ原快彦副社長がファンクラブ向けの動画で発表した。

ファン:
「ジャニオタ」じゃなくて、「スタオタ」?

ファン:
名前変わることは、前向きに捉えてもいいのかなと思います

ファン:
「STAR+TO」で「未来に向かう」で、これから新しくなるような感じがしていいと思います

新社長には、コンサルティング会社社長の福田淳氏が就任した。

今回発表されたスタートエンターテイメントは、エージェント契約したタレントのスケジュール管理などを行うマネジメント会社。
10月に発表されたスマイルアップは、被害者への補償業務に専念する形。

そのスマイルアップもきょう、公式ホームページを更新。
内部通報制度における外部窓口の設置や、従業員らへの研修の実施など、性加害問題に関する再発防止策の実施状況について報告した。
(「イット!」 12月8日放送より)