12月1日、北海道の広い範囲でオーロラが観測された。とても貴重な現象だが、専門家は「この先3年くらいはオーロラを見るチャンスが訪れる」と話している。

真っ赤に染まった冬空

満天の星がまたたく夜空。その下では、地平線が真っ赤に染まっている。オーロラだ。

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12月1日、北海道の広い範囲でオーロラが観測された。陸別町では、肉眼でオーロラが観測ができたのは20年ぶりだという。

美幌町では、鮮やかなピンク色の帯が幻想的に揺らめく様子が捉えられた。

太陽の表面で起きる爆発「フレア」の影響で発生するオーロラ。大規模な太陽フレアが起きると、北海道など緯度の低い地域でも現れることがあるという。

この先3年くらいはチャンスあり

とても貴重な現象だが、今後も見られるチャンスはあるのだろうか。

銀河の森天文台の中島克仁さんは「(太陽活動は)2年後にピークを迎え、この先3年くらいはオーロラを見るチャンスが訪れる」と話す。

まだまだ続く、オーロラの当たり年。これからも幻想的な光景を楽しむことができそうだ。
(「イット!」 12月4日放送より)

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