その演技で見るものを魅了する個性派俳優、ムロツヨシ、江口のりこ、酒向芳。

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』で共演している3人が『ボクらの時代』で鼎談。ともに独身のムロと江口が自身の結婚観について語った。

ムロツヨシ「家族欲はある!自分のために頑張るのは限界…」

3人の中で唯一結婚している酒向。

独身の2人に「家庭を持ちたいと思うことはないの?」と質問すると、ムロは「家族欲はあります」と、結婚について考えることがあることを明かした。

ムロは「結婚願望というよりも、1人で帰って来て、1人の体感時間が日々長くなってきている。自分のために頑張るのも限界があることを知って、感じるんですよ。『限界があるんだ、きているな…』と。昔は野心とか欲のために頑張れたのに」と、1人で頑張ることに限界がきていることを告白した。

酒向芳、ムロツヨシ、江口のりこ
酒向芳、ムロツヨシ、江口のりこ
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そんなムロに江口が「しんどいってこと?」と質問。

ムロは「自分のためだけに頑張るのはしんどい。作品とかに入っている時はいいですけど、そこから離れた時とかに『今日、何も得てない…誰かに何も与え何も出してない…』とか、その1日が急に怖くなる感覚、昔はなかったんですよ」と、昔はなかった感覚が今はあることを明かした。

そんなムロは自身の結婚相手について「どこかでバッタリ出会えたらいいと思う」と話すと、酒向は「出会えるよ!」と、ムロの理想の出会いに賛同。

酒向は「俺だって(妻と)出会ったのはずいぶん後。54歳で一緒になっているから。それまでは『もうずっと1人だろうな』と思っていた」と、54歳で結婚した自身の経験を明かすと、ムロは「酒向さんという目標ができました!」と喜んでいた。

江口のりこ、ムロツヨシとの結婚は…「絶対に嫌!」

一方、「家庭を持ちたいとあまり思わない」と明かした江口。

「自分のおいっ子とめいっ子ができてから、子供はかわいいなと思う」と、子供はかわいいと思いつつも、自身の子供については「ちょっと想像ができないですね…」と家庭を持つことについてまだ想像できないと告白した。

そんな江口にムロは「でも俺、江口が急に結婚したら動揺すると思う。焦るとか悔しいとかじゃない。もう知らない感情が生まれると思う」と、江口の結婚について自身の思いを打ち明けると、「大丈夫よ、ないから」と、江口は笑って回答。

そんな2人を見て酒向は「一緒になったらどうなの?」と、ムロと江口の結婚を提案。

江口は「絶対に嫌!」と即答し、「家で絶対暗いです。今日一日あったことをずっと考えてそう」と、ムロとの結婚が嫌な理由を明かすと「あながち間違ってないな」と、ムロは爆笑していた。

「ムロツヨシ×江口のりこ×酒向芳」

ボクらの時代
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