その演技で見るものを魅了する個性派俳優、ムロツヨシ、江口のりこ、酒向芳。

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』で共演している3人が『ボクらの時代』で鼎談し、江口が役者としてセリフを覚えることの大変さを語った。

江口のりこ「セリフが出てこない夢」舞台でセリフが飛び…トイレに隠れた

ここ最近、セリフが出てこない夢を見るようになったという江口。

そんな江口にムロは「セリフが飛ぶイメージがないけど、あるの?」と質問。

江口は「今まで2回ある」とし、「(舞台の)一幕だったから、合間に休憩があるじゃないですか。その時、演出家が見ていたんですよ。『絶対に怒られる…』と思って、ずっとトイレに隠れていた(笑)」と、セリフが飛んだ時の状況を語るとムロは「やっぱりうまく立ち回るな。危機回避能力すごいよな!」と江口の行動を絶賛した。

面白くないから覚えられない!?「面白いものはすーっと入ってくる」

ドラマではパラリーガルとして難しいセリフもこなすムロだが「時に一番つらい仕事って、セリフを覚えることじゃないですか?」と、セリフを覚える大変さを告白。

酒向芳、ムロツヨシ、江口のりこ
酒向芳、ムロツヨシ、江口のりこ
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酒向が「長ゼリフとかね」と同調すると、江口は「あんまりいい話じゃないですけど…とても面白くないものとか、たまにあるじゃないですか?その時は腹が立ってくる!なんでこんな面白くないものを、こんなに覚えなきゃいけないのか。分かるやろ?(笑)」と、ムロと酒向に同意を求めると2人は爆笑。

続けて、江口は「やっぱり面白いものというのは、面白いから読んでいるうちにいつの間にか入りますもんね」と明かすと、ムロと酒向も「そうそう、すーっと入ってくる。いつの間にかね」と共感した。

江口は「だから、なかなか(セリフが)入らないというのは私のせいじゃないというふうに思うようにしている」と言いつつも、「でも、やるんだけどね」と、セリフを覚える大変さを明かした。

「ムロツヨシ×江口のりこ×酒向芳」

ボクらの時代
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