今、芸人の世界で次々とブレイクし注目を浴びているのが、千鳥を筆頭とした岡山県出身の芸人たち。

そんな岡山出身芸人である、ウエストランド・井口浩之、ハナコ・秋山寛貴、空気階段・水川かたまりの3人が、『ボクらの時代』で鼎談。

岡山出身、お笑い賞レースの覇者、さらに各コンビ(トリオ)のネタ作り担当と、芸人として共通点の多い3人が、賞レース優勝後のネタ作りのモチベーションについて語った。

ハナコ・秋山 事務所ライブで「めっちゃ負けてめっちゃ悔しい」

2022年のM-1グランプリを制したウエストランド・井口と、2018年にキングオブコントで優勝したハナコ・秋山、そして2021年のキングオブコント王者である空気階段の水川。

去年優勝した井口が、「今もネタは作っているけど、いいネタができても賞レースには出ない。今まではM-1に向けて、いいネタができたらM-1でやるという心持ちだったが、(今は)それがないから…。どうしようと思って」と、優勝後、どうネタ作りのモチベーションを保つかについて2人に質問した。

これに対して水川は、「時々ネタ番組があるじゃないですか。大きめの番組とかに出た時に、やっぱり見ていて本当にロバートさんのネタとか、今年キングオブコントまた出たらまた優勝するなと思う。そういうネタをやっぱり作りたいな、というのは思いますね」と、ネタ番組で周囲の芸人たちから刺激を受け、モチベーションにしていると話した。

空気階段・水川かたまり、ウエストランド・井口浩之、ハナコ・秋山寛貴
空気階段・水川かたまり、ウエストランド・井口浩之、ハナコ・秋山寛貴
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一方、ハナコの秋山は、所属事務所のワタナベエンターテインメントで月に1回、15組ほどで行われる“事務所ライブ”に現在も出ているといい、「順位がつくんですよ。だから今も戦う場はあります。で、(負けると)ちゃんと悔しい(笑)。ちゃんと負けるんですよ」と話し、「だから僕らは(事務所ライブに)出てネタやりたい。めっちゃ負けるんですよ。金の国とかゼンモンキーとか強くて。『ハナコ5位』とか本当に生々しい順位が出ます(笑)」と、今でも事務所ライブで同僚としのぎを削りあっていることが、モチベージョンに繋がっていると話した。

「ウエストランド・井口浩之×ハナコ・秋山寛貴×空気階段・水川かたまり」

ボクらの時代
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