11月23日公開の映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』で共演した歌手のGACKT、歌舞伎俳優の片岡愛之助、俳優の川﨑麻世の3人が『ボクらの時代』で鼎談。

表舞台に立つために普段行っているトレーニング事情を明かした。

GACKT「毎日欠かさず1時間半」片岡愛之助「歌舞伎がトレーニング」

それぞれ50代、60代を迎えた3人。

川﨑から「トレーニングはどのぐらいやっているのか」と聞かれたGACKTは「毎日必ずやっている。だいたい1時間半ぐらいは」と、毎日トレーニングは欠かさないことを明かした。

そんなGACKTに川﨑は「インスタ見たけど、どついてもらっている。ヘルボールもそうだけど、ダンダンダンって殴ってもらってるの」と、GACKTの激しいトレーニング方法に驚いたことを明かすと、片岡も「すごいですよね!」と共感していた。

川﨑麻世、GACKT、片岡愛之助
川﨑麻世、GACKT、片岡愛之助
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一方、片岡は「そんな激しいトレーニングは無理」と言いつつも、歌舞伎で使う衣装が重いことを告白。

「50キロぐらいある衣装を着てやったりするんですよ。いろんな履物とかを合わせると。それで花道から出ていって、立ち回りして引っ込んでいく。まさしくそれがトレーニングというか…毎日やっている」と、日々の歌舞伎の舞台がトレーニングになっていることを明かすとGACKTと川﨑は「それはすごいですね」と感心していた。

川﨑麻世「還暦迎えトレーニングするように」

今年の3月に60歳を迎えた川﨑。

60歳を機にトレーニングをするようになったといい、「逆にやらないと、だんだん老化していくのがもう分かってくる」とトレーニングを始めたきっかけについて語った。

続けて、「ダイエットしたんです。還暦バースデーに向けて12キロ絞った。世の還暦の人は(ふっくらしている人が)多いじゃないですか?そうじゃなくて、『川﨑麻世って還暦でもちゃんとシュッとしているんだな』と。小さな小さなこだわりだけど」と明かした。

そんな川﨑についてGACKTは「大事ですよね」と共感し、いつも思うこととして「やっぱり人前に立つ仕事じゃないですか。若い子たち、例えば10代、20代、30代の人たちが『年を取るの嫌だな…』と思う一番の理由は、年を取っていて“イケている人”がいないからでしょうね。『年を取ったらこうなるのか…』のネガティブな意味が多過ぎて、ポジティブがないからだと思うんですよ」と語った。

さらに、「年を取ること、年を重ねることが悪いことやダメなことみたいに思われると悲しい。なので、自分より下の世代に『年を取るのも意外といいぜ』と言える自分で常にいようと思っている。やらなきゃいけないことは増えますけど、それが年を重ねることの意味なのかなというふうに感じているんです」と、年齢を重ねることへの思いを語った。

そんなGACKTの考えに川﨑は「10年後のGACKTはあまり変わらないと思う。その後、70歳、80歳ってどうなるのかな。めっちゃ楽しみ」と語ると、片岡も「楽しみですね。きっとこのままでしょうね」と同意。

これに対しGACKTは「いや~たぶんポックリ逝ってると思うんですけど」と応じ、笑いを誘っていた。

「GACKT×片岡愛之助×川﨑麻世」

ボクらの時代
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