いわゆる”大麻グミ”をめぐる問題で、武見厚生労働大臣は、類似する化合物について包括的に「指定薬物」として規制する検討を進めていくことを明らかにした。

包括的に「指定薬物」として規制を検討

今回の大麻グミには、規制対象外の「HHCH」という成分が含まれているとみられるが、武井大臣は「HHCH」の販売店舗に必要な調査を行うとともに、薬物が特定されれば速やかに規制を検討するとしている。

この記事の画像(6枚)

また、大臣は類似する化合物について包括的に「指定薬物」として規制する検討を進めていくことを明らかにした。

一方、「HHCH」の大麻グミが関係した事案は、都内で一カ月あまり前にも起きていたことがわかった。

10月7日、港区の飲食店で行われたイベントで、男性がグミを連続して4個食べ、一時、意識不明となったという。

この男性は当時、同時に規制されていないリキッドも吸引していたため、グミが直接の原因と特定されていないが、警視庁の鑑定の結果「HHCH」とみられる成分が初めて検出された。
(「Live News days」11月17日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(6枚)