イスラエルとイスラム主義組織ハマスによる攻撃の応酬が続くなか、イスラエル軍は10月7日の襲撃計画に関わったハマスの幹部を新たに殺害したと発表した。

大規模攻撃を計画の一人を“殺害”と発表

イスラエル軍は26日、パレスチナ自治区ガザへの空爆で新たにハマス情報部門のナンバー2、シャディ・バルド副局長を殺害したと発表し、映像を公開した。

26日公開された映像
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10月7日のイスラエルへの大規模攻撃を計画した一人だという。

イスラエル軍は26日にガザ北部でこれまでで最大規模となる地上作戦を行っていて、本格的な地上侵攻に向けた準備を進めている。

一方、ハマスが運営する保健当局は26日、イスラエルの空爆で死亡したとされる7000人以上の氏名が記載された名簿を公表した。

アメリカ政府は「ハマスのいうことに懐疑的だ」として、死者数は信用できないとしていて、これに対抗する狙いがあるとみられる。

こうしたなか、EU=ヨーロッパ連合は26日、ブリュッセルで首脳会議を開いた。

会議では、ガザの人道状況の悪化に深刻な懸念があるとして、人道支援のために「一時的に戦闘を中断」するよう要請することで合意している。
(「Live News days」10月27日放送より)

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