車いすに座り、ピカチュウのぬいぐるみを抱えるのは、大阪・柏原市の特別養護老人ホームで暮らす巽フサ(たつみ・ふさ)さん。
現在、日本最高齢の116歳のフサさんに、地元・大阪府の吉村知事からお祝い状が授与された。

長寿の秘訣は「よく食べ、よく眠ること」

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大阪府・吉村洋文知事:
おめでとうございます。
これからもですね、一日一日大切に、また健康に年を重ねられて、ますます健康でいらっしゃることを祈念いたします。

施設の職員からトトロの人形が送られると、目をパッチリと開けたフサさん。
記念撮影では声を聞くこともできた。

また、阪神タイガースが優勝したことから、施設側からは「六甲おろし」の替え歌が贈られる場面もあった。

「♪無敵の我等ぞ 巽 フサさ~ん」

フサさんは1908年(明治40年)4月25日生まれ、同じ年には日本初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹氏や、第66代首相の三木武夫元首相がいる。

6年前、フサさんが110歳の頃の映像を見てみると…

自分で身だしなみを整えたり、食事も自ら食べて、きれいに完食。
110歳の誕生日には、お祝いのスープもパクリ!

スタッフ:
ご飯おいしいですか?

巽 フサさん(当時110歳):
おいしい。


最近はベッドの上で生活することが多いそうだが、体調が良いときは食事もしっかり食べているという。

巽 フサさん(当時115歳):
ご飯まだでっかー。


9月15日には、ひ孫から花束のプレゼントも贈られた。

巽 フサさんの長男・完次さん(76):
母の健康状態は特に問題もなく、健康に過ごしてくれている日々でございます。


明治・大正・昭和・平成・そして令和と、5つの時代を生きるフサさん。
長寿の秘訣(ひけつ)は「よく食べ、よく眠ること」だという。
(「イット!」9月15日放送分より)