日本百貨店協会は24日、6月の全国百貨店売上高を発表した。総額は、4,412億円余りとなり、16カ月連続でプラスに。
このうち、免税総売上高は、前年同月比320.3%増の280億円で、2020年2月以降、最高額となった。2019年と比べても、0.8%減で、ほぼコロナ前の水準に戻っている。入国制限が解除されたことや円安の影響も受け、インバウンドが売り上げを押し上げた形。
下期の見通しについて、日本百貨店協会は、まだ飛行機の便も限られており、本格的に戻るのはむしろこれからで、「伸びしろがある」としている。