2025年の大阪・関西万博で、会場へのアクセスに国内初となる水素燃料電池を活用した旅客船の運航が発表された。

「水素の魅力を世界に発信」

大阪・関西万博では、「未来社会の実験場」をコンセプトに最先端技術の活用を目指していて、既に空飛ぶクルマや世界中の人が集まれる「バーチャル万博」の整備などが発表されている。

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こうした中、第2弾となる新たなサービスが20日、発表された。

岩谷産業は、大阪市内中心部から会場となる夢洲へのアクセスを想定し、水素と電気のハイブリッドで航行する国内初の旅客船を提供する。

「移動手段だけではなく“動くパビリオン”と位置付け、万博会場までの移動を特別な体験に変えることや、水素の魅力を世界に発信することを目指している」(岩谷産業 牧野明次会長)

大阪・関西万博で新技術を活用したサービスを提供する企業はこれで32社となったが、参加する企業については引き続き募集しているということだ。

(関西テレビ「newsランナー」7月20日放送)

関西テレビ
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