長野県が企画した山伏修行の体験ツアーに、オーストラリアの人たちが参加した。

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山伏たちの修行の場がある。

うっそうとした木々の中、山を登る人たち
うっそうとした木々の中、山を登る人たち

うっそうとした木々から木漏れ日が差し込める中、山を登る人たち。

頭には、白い宝冠(ほうかん)と呼ばれる被り物をしている。

道中、私語は禁止だ。

手にした杖をつきながら、山伏になりきって、黙々と歩いていく。

これは、長野県が企画した体験ツアーだ。

参加したのは、オーストラリアの人たちだ。

一行は、お寺で座禅も体験した。

参加者たちが座禅を体験している
参加者たちが座禅を体験している

背筋をピンと張って、心を落ち着かせる。

参加者:
日本の文化や伝統の中で、スピリチュアルな部分が大きな意味を持つと感じました。

海外の観光客を呼び込むためPR

今回、なぜ長野県はこのような企画をしたのだろうか。

声をかけたのは、オーストラリアの観光関係の人たち。県をあげてPRしていたのだ。

雪のない夏のグリーンシーズンで、どれだけ海外の観光客を呼び込めるか。成果は、2024年の雪解け後に出るかもしれない。

(「イット!」 7月12日放送より)