長野県が企画した山伏修行の体験ツアーに、オーストラリアの人たちが参加した。
この記事の画像(13枚)山伏たちの修行の場がある。
うっそうとした木々から木漏れ日が差し込める中、山を登る人たち。
頭には、白い宝冠(ほうかん)と呼ばれる被り物をしている。
道中、私語は禁止だ。
手にした杖をつきながら、山伏になりきって、黙々と歩いていく。
これは、長野県が企画した体験ツアーだ。
参加したのは、オーストラリアの人たちだ。
一行は、お寺で座禅も体験した。
背筋をピンと張って、心を落ち着かせる。
参加者:
日本の文化や伝統の中で、スピリチュアルな部分が大きな意味を持つと感じました。
海外の観光客を呼び込むためPR
今回、なぜ長野県はこのような企画をしたのだろうか。
声をかけたのは、オーストラリアの観光関係の人たち。県をあげてPRしていたのだ。
雪のない夏のグリーンシーズンで、どれだけ海外の観光客を呼び込めるか。成果は、2024年の雪解け後に出るかもしれない。
(「イット!」 7月12日放送より)