北海道蘭越町で、地熱発電の掘削現場から水蒸気が噴き出してから10日以上が経過。
この記事の画像(12枚)水蒸気はいまだ止まらず、掘削会社の社長が会見を開いた。
地熱発電の掘削現場から噴出した水蒸気。
現場付近で採取した水からは、ヒ素を検出。その濃度は、国の飲料水の基準を大きく上回っている。
これまでに、4人が体調不良を訴えている。
10日、掘削会社の社長が、蘭越町役場の町長の元へ向かった。
掘削会社の社長は事態を謝罪し、水蒸気の噴出を抑える対策を説明した。
フタを作るか検討
一向に弱まる様子のない水蒸気を、どう止めるのだろうか。
8日の会見で会社が明らかにした方法のひとつが、フタだ。
三井石油開発・担当者:
フタのようなものを作るのかということを検討。(できあがる)時間的には、まだお答えできる状況にない。
掘削会社は10日の夜、2回目の住民説明会を開き、町民に今後の見通しを説明することにしている。
(「イット!」 7月10日放送より)
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