ウクライナのコルスンスキー駐日大使が7月10日、都内で会見し、アメリカが供与を決めたクラスター弾について、ロシアの防衛線を突破するのに有効な武器だと強調した。
コルスンスキー大使は「クラスター弾は戦場でのみで使われる。ロシアの防衛線を突破するのに有効な武器だ」などと述べた上で、都市部やロシア国内では使わないとの政府の方針を強調した。
クラスター弾は、民間人を無差別に殺傷する危険があることから、オスロ条約で製造や使用が禁止されていて、アメリカによる供与について、NATO加盟国の一部は反対する立場を表明している。