ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の拠点から看板が外されていることが分かった。

ロシア反体制派メディアなどによると、ワグネルの拠点でロシア第二の都市・サンクトペテルブルクにある「ワグネル・センター」の看板やステッカーが1日までに外された。ワグネルの広報担当者は「移転し、活動を続ける」としている。

ワグネルをめぐっては、6月のロシア軍への反乱後、プーチン政権の圧力が強まっている可能性があり、トップのプリゴジン氏をはじめ、兵士らがロシアの隣国ベラルーシに移ることが明らかになっていた。

ベラルーシの首都ミンスク南東にある元軍事基地には、反乱後、新しく建物のようなものが設置されていて、ワグネルの宿営地になる可能性があるとの情報も出ている。
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