ウクライナのゼレンスキー大統領は、来週予定されているアメリカとロシア、ウクライナの3カ国による実務者協議について、「実質的なものになることを望む」と述べました。
ドイツ・ミュンヘンで開かれている安全保障会議で14日、ゼレンスキー大統領は演説し「和平は明確な安全保障の上にしか築けない」と強調しました。
そのうえで、17日からスイスのジュネーブで行われる見通しの3者協議について「実質的なものになることを望む」と述べました。
また、戦争の長期化で兵器の進化が政治の判断を上回っていると指摘し、イラン製とされるドローンを例に、当初は単純だったものが、ジェットエンジンの搭載やリアルタイムで操作できるようになるなど性能が向上し、戦争が長引くほど被害の危険性が高まると見方を示しました。
一方、ヨーロッパの防衛についてゼレンスキー氏は、ウクライナ軍はヨーロッパで最も強力な軍の一つだとしたうえで、NATO(北大西洋条約機構)の外に置くべきではないとして、加盟の必要性を訴えました。