日本発着の国際クルーズ船で過去最大規模の船が、熊本・八代市にあるくまモンポート八代に6月27日やってきた。劇場やプールまで兼ね備えた豪華客船の魅力を取材した。

日本発着最大規模の17万トン級

八代市の「くまモンポート八代に6月27日に寄港したのは、国際クルーズ船「MSCベリッシマ」。

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前田美沙希記者:
全長300メートルを超える豪華客船、まるで海を走るショッピングモールのようです

全長約320メートル、重量約17万トンのこの船は、日本発着の国際クルーズ船の中でも過去最大規模だ。

劇場にプール、輝く階段…まるで非現実

実際に船内を見学してみると…。

キラキラと輝くスワロフスキーが敷き詰められた階段は、日常生活にはない特別感を味わえる。

船の中心部には、時計やジュエリーなどを販売する豪華な店。

歌やマジックショーなどが毎日楽しめる劇場も。

なんとプールもあり、乗客は船にいながら海の風と太陽の光を浴び、リゾート気分を味わうことができる。

6月20日に横浜港を出港。函館や韓国・釜山、八代などをめぐる12泊13日のツアーで、船には乗客、乗員約3,800人が乗っている。

6月27日には船内で歓迎のセレモニーが開かれ「くまモンポート八代・クルーズ活性化協議会」などから船を運航する「MSCクルーズ」に記念品が贈られた。

「一度でいいから乗りたい」「夢の世界」

乗客は午後4時の出港までの間、八代市内や阿蘇方面などを観光し、熊本を楽しんだ。

乗客:
一度でいいから乗りたいと思って。88歳の母を連れてきました

乗客:
夢の世界でとても楽しんでいます

乗客:
とても豪華。階段にはスワロフスキーが敷き詰められていて。ショーが毎日ある

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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