週明けの19日、東京株式市場の日経平均株価は、このところ上昇が続いたことで一旦利益を確定させようとする動きが広がり、一時400円以上下落した。
先週末、アメリカ市場で株価が下落したことに加え、午後に入って外国為替市場の円相場が1ドル=141円台半ばまで円高方向に進み、輸出関連株を中心に売り注文が広がったことも株価を押し下げる要因となった。
平均株価は、先週末より335円66銭安い、3万3370円42銭で取引を終えた。
19日はアメリカ市場が休みのため、市場関係者は、「売りが優勢となったのは、先週まで積極的に買っていた海外投資家の参加が少ないことも影響した」と話している。