15日夜に北朝鮮が発射した弾道ミサイルが落下した海域から、約27キロ離れた海域で、鳥取県の漁船が漁をしていたことが分かった。

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「(漁船の)非常に近く、15マイル(約27キロ)くらいのところに着弾したように見えたと。大きな音がしたと」と話す、鳥取県の平井知事。

鳥取県によると、日本海の「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる海域で操業していた漁船から、“15マイル(約27キロ)離れた海域にミサイルが落下したようだ”と15日夜、水産会社を通じて報告があったという。

漁船はベニズワイガニの漁をしていて、乗組員が「何かが落ちるような大きな音を聞いた」という。

漁船が所属する、「日本海かにかご漁業協会」の古木均専務理事は、「花火のような大きな音がした(と聞いた)。非常に腹立たしい。操業にも大きな不安を持たざるを得ない」と話した。

鳥取県は政府に対し16日、漁船の安全確保について緊急要請することにしている。

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TSKさんいん中央テレビ
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