経済産業省は、6月12日時点のレギュラーガソリン全国平均小売り価格について、先週より60銭高い、1リットルあたり169銭30銭だったと発表した。値上がりは4週連続。
原油価格は値下がりしていた一方で、ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として国が出している補助金の補助率が、今月から2週間ごとに1割ずつ引き下げられているため、値上がりとなった。
来週のガソリン価格は、補助金の補助率が15日からさらに8割まで引き下げられることなどから、値上がりとなる見通しだ。経産省は補助金なしなら来週のガソリン価格は180円10銭に達すると予測していて、補助金は1リットルあたり9円60銭投入される。
(フジテレビ経済部)