カナダの山火事が原因で、アメリカ・ニューヨーク市の大気汚染が世界最悪レベルとなっている。
この記事の画像(8枚)記者がマンハッタン南部を訪れると、あたりは煙のにおいに包まれていた。世界貿易センタービルも、上の方がかすんで見える。
太陽は、オレンジ色になっている。
市民は「きのうより格段にひどい。窓の外は完全にオレンジ色で、世界の終わりみたい」と話した。
カナダの山火事によるニューヨークの大気汚染は日増しにひどくなっていて、7日、ラガーディア空港などに向かう航空機が一時運航を見合わせたり、メジャーリーグの試合が延期になるなど、影響が広がっている。
街を定点カメラで撮影している「EarthCam」の映像では、街全域が煙で覆われているのがわかる。
カナダでの消火活動が進んでおらず、影響は少なくとも数日は続くとみられている。
(「Live News days」6月8日放送より)
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