お土産でよく見る、箱に入った菓子を手がける石川県のメーカーが新たな挑戦に打って出た。金沢駅の近くに自社の技術を生かした新食感スイーツを販売する路面店をオープンさせたのだ。スイーツの名は「Punini(ぷにーに) 」。新食感スイーツとうたっているが、そのお味は?

新食感スイーツ「Punini」とは…

石川県の金沢駅近くにオープンしたのは、加賀市の菓子メーカー昭宝製菓(しょうほうせいか)の「Punini(ぷにーに) 金沢本店」。「Punini」は、昭宝製菓が得意とするもち菓子の製造技術を生かして独自に開発した新商品。店内にはプレーンやいちごのほか加賀棒茶味など10種類が並ぶ。

見た目も美しい「Punini」
見た目も美しい「Punini」
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取材記者:
加賀棒茶味を頂きます。

記者:
棒茶の香りをしっかりと感じます。甘さはすっきりしていて、洋菓子よりも軽く食べられます。お餅のような新しい食感です。

 
もちに似た新食感
もちに似た新食感

技術を生かし、オンリーワンの新食感スイーツ開発へ

加賀市に本社がある昭宝製菓はこれまで、観光地のお土産や企業から依頼を受けた菓子の製造を中心に事業を展開してきた。

2年程前から自社ブランドの商品開発に乗り出し、今回初めて店舗を構えた。新ブランドのアンバサダーには、加賀市出身のモデル長谷川美月(はせがわ みつき)さんを採用する力の入れようだ。

アンバサダーの長谷川さん
アンバサダーの長谷川さん

昭宝製菓 竹内裕二社長:
こういった店でお客様の声をダイレクトに聞いて、本業というか、工場のお菓子作りの技術にも生かしていきたいという思いもあります。金沢発のお菓子として県外、世界に出ていけたら良いなと思っています。

Punini金沢の店内
Punini金沢の店内

2024年春の北陸新幹線、県内全線開業まで1年を切った。加賀市の菓子メーカーによる新たな挑戦に注目だ。

(石川テレビ)

石川テレビ
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