世界の高校生が参加する国際プレゼンテーションコンクールで、山形・米沢興譲館高校がアジア太平洋地域の「特別賞」を受賞した。
世界が抱える課題について探求
国際プレゼンテーション大会「メイド・トゥ・ムーブ・コミュニティ」は、環境やエネルギーなど世界が抱える課題について若い世代に取り組んでもらおうと、大手エレベーターメーカー・オーチスが、毎年開いているものだ。
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米沢興譲館高校では、2・3年生の希望者10人がチームを組んで、2022年12月から約2カ月間、課題に取り組んだ。
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生徒たちが考案したのは「温度差によって発電する装置」に雪を活用すること。
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熱湯をかけ雪を溶かした際に発生するエネルギーで、車の模型が動いた。これを自動車などに用いることでCO2の排出量を削減させるという、豪雪地ならではのアイデアだ。
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3月に行われたプレゼンテーションの結果、世界15の国・地域の学校の中から、アジア太平洋地域の特別賞に輝いた。5月29日には日本オーチスの社長が米沢興譲館高校を訪れ、生徒たちに表彰状と記念品を贈った。
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米沢興譲館3年・新野暖仁さん:
再生可能エネルギーは研究が盛ん。数十年後には実現できるレベルになると思う。自分たちが提案したものが走っていたらうれしい
今回の貴重な経験を生徒たちはまた次の課題の探求へとつなげていく。
(さくらんぼテレビ)