◆サンディエゴ・パドレス-ロサンゼルス・ドジャース 24日(日本時間25日午前5時10分試合開始、ペトコパーク)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でパドレスと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。

ドジャースはパドレスとの地区首位攻防3連戦の最終戦。22日の第1戦ではダルビッシュ有投手(39)が6回1失点の好投で勝利投手となり2-1でパドレスが勝利。23日の第2戦も5-1でパドレスが連勝を飾り、ドジャースに1ゲーム差をつけナ・リーグ西地区で首位に立った。

大谷は前日、4打数ノーヒットに終わっていた。

ドジャースは今季10勝8敗・防御率2.90の山本由伸投手(27)が先発。一方のパドレスは今季ナ・リーグ2位の13勝(4敗・防御率2.81)をマークしているピベッタ投手が先発した。

大谷は1回表の第1打席、カウント3-1から四球を選んで出塁。無死満塁となって4番テオスカー・ヘルナンデスのセンターへフェンスオーバーかと思われた大きな当たりを、中堅手ロレアノがフェンス際でジャンプし“ホームランキャッチ”。それでも犠牲フライとなって三塁から大谷がホームに還り、ドジャースが1点を先制した。大谷は両リーグトップ独走の今季121得点目となった。

3回表の先頭で大谷の第2打席、カウント1-2から4球目の内角高めシンカーをスイングして空振り三振。

3回裏1死1塁で9番ディアスが左中間スタンドへツーランホームランを放ち、パドレスが2-1と逆転。

5回表2死走者なしで大谷の第3打席、カウント2-1で4球目の真ん中直球を打ってセンターフライに倒れた。

6回表1死走者なしで3番フリーマンがセンターへソロホームランを放ちドジャースが2-2の同点に。

7回表、ドジャースはこの回から代わったパドレス2番手エストラーダを攻めてチャンスを作り、1死1、2塁で9番ラッシングが右中間にスリーランホームラン。ドジャースが5-2と勝ち越す。

1死走者なしとなって大谷の第4打席。カウント1-1で3球目にセーフティバントを狙いファウルチップで1-2と追い込まれると、4球目の内角直球をスイングして空振り三振に倒れた。2番ベッツのヒットで2死1塁となり、3番フリーマンにも2打席連続となるライトへのツーランホームランが出てドジャースが7-2と一気に突き放した。

7回裏からドジャースは山本から2番手ドレーヤーに継投。山本は6イニング打者23人に92球を投げ被安打4、被本塁打1、奪三振6、与四球2、失点2の成績。

9回表、パドレスの4番手で松井裕樹投手(29)が登板。1死走者なしで大谷の第5打席、カウント1-2からの5球目、真ん中高めの151キロ直球を右中間へとはじき返し、4試合ぶりとなる45号ソロホームラン。打球速度175キロ、飛距離125メートル、角度28度の痛烈な一打で、ナ・リーグ本塁打王争いトップのシュワーバー(フィリーズ)に並んだ。

プライムオンライン編集部
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