長野県中野市で起きた猟銃発砲・立てこもり事件で、容疑者の男は以前、クレー射撃の練習場へ頻繁に通い、猟銃の扱いに慣れていたとみられることが分かった。

中野中央署から嶋田一宏記者が中継でお伝えする。

「駆けつけた警察官に撃たれると思って…」

殺人の疑いで逮捕された青木政憲容疑者(31)は現在、こちらに留置されています。

青木容疑者の身柄は26日夜、本格的な取り調べのため、逮捕された中野警察署から、こちらに移送されました。

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この事件では、池内卓夫巡査部長(61)と玉井良樹警部補(46)が猟銃で撃たれて、村上幸枝さん(66)と竹内靖子さん(70)が刃物で刺されて死亡しました。

竹内さんの家族は、FNNの取材に対し「突然のことでまだ整理できていない」と話しています。

青木容疑者は家族に対し、「駆けつけた警察官に撃たれると思って猟銃で撃った」などと説明し、4丁の猟銃を所持する許可を持っていたこともわかっていますが、以前、クレー射撃場に頻繁に通っていたことが新たに分かりました。

青木容疑者の父の友人:
クレー射撃は前に「よく練習に行っていた」と聞いた。銃の扱いには慣れていたと思う

青木容疑者の身柄は、27日午後、検察に送られる予定で、警察は詳しいいきさつを調べています。

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