庄内三大祭りのひとつ「鶴岡天神祭」は、5月25日が本祭り。名物の“化け物”たちが市内の中心部を練り歩き、2022年に引き続き祭りを盛り上げた。

ことしは例年通りのコースが復活

「鶴岡天神祭」本祭りの呼び物・パレードは、午後2時から市内中心部の通りで行われた。

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鶴岡天神祭は、学問の神様と言われる菅原道真公に由来する。福岡の大宰府に流される時、道真公を慕う人々が姿を変え、顔を隠しながら酒を酌み交わし、別れを惜しんだという言い伝えによるもので、江戸時代から続いている。

2022年は新型コロナウイルスの影響で、コースを大幅に短縮するなどの感染対策を行ったが、2023年は例年通り全長1.5kmと2.5kmの2つのコースが復活し、40の団体・約2,000人がパレードに参加した。

普段の年は、沿道に集まった人たちに酒やジュースを振る舞う“化け物”だが、2023年も2022年に続き観客に“アルコール消毒”をして祭りを盛り上げた。

小学生:
ワクワクする感じで楽しみにしていました

保護者:
久しぶりにすごく人がいっぱいいて、活気あふれているなと思う。にぎわっていると気持ちも明るくなります

保護者:
みんなマスクをしていない中で、ワイワイやっていてすごく楽しい

6月5日には、庄内三大祭りの最後を飾る「大山犬祭り」が開催され、庄内地方は本格的な夏に向かう。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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